深川市は北海道のほぼ真ん中。
石狩川の恩恵を受けた肥沃な大地が広がり、北海道でも有数の農産地です。ここは寒暖の差が大きく、甘みと酸味が凝縮した完熟りんごの産地として知られています。
そんな深川の風土で育まれた極上のりんごから造られるのが、発泡性のりんご酒「ふかがわシードル」。
原料には20種類以上の深川産りんごが使われ、丁寧に手作業で芯や種を取り除いた上質な果汁のみが絞られます。発酵の際も、フルーティーな香りを逃さぬよう吟醸酒の製法を応用。りんごのみずみずしい風味を損なうことなく、最適な温度管理でゆっくりと発酵を重ねていきます。
こうしてひと手間かけて造り上げられたふかがわシードルは、りんご本来の芳醇な香りと、小気味よい甘酸っぱさ、なめらかでコクのある味わいが絶品。飲み口はすっきりしているのに、深みのある風味が口いっぱいに広がります。
通年で楽しめる定番の「スタンダード」をはじめ、高級「プレミアム」、辛口の「ドライ」など、ラインナップも充実。さらに今年4月からは、アルコール度数3%の低アルコール「スイート」が新発売されました。お酒が苦手な方でも気軽に楽しめる軽快な味わいです。
ふかがわシードルは、2014年に作られた地域資源活用施設「アップルランド山の駅おとえ」で、手間暇かけて醸造されています。市の第三セクター・深川振興公社が醸造から販売までを手掛け、観光のお土産にもぴったり。年間を通じて道の駅などで購入できるほか、通信販売でも手に入れられます。ふかがわシードルは、これまでにも数々のコンテストで受賞歴があり、りんごの風味を最大限に活かした芳醇な味わいが評価されてきました。深川の大地と気候風土が育んだりんごから、時間と手間をかけて醸し出された逸品です。
北の極上りんごの芳香と味わいをぜひご賞味ください。シードル初心者も、お酒が苦手な方も、老若男女を問わず楽しめるはずです。ご家庭での気軽なお酒はもちろん、ギフトとしてもおすすめの一品。深川の豊かな自然の恵みが詰まった、ふかがわシードルに酔いしれてみてはいかがでしょうか。