

北海道北部に位置する JAるもいは、日本海に沿って南北約 180 kmと細長く、全国的にも珍しい海・山・川・島の全てを有する自然豊かなエリアです。
綺麗な水に恵まれ、昼夜の寒暖差が大きい環境が、ひときわ美味しい農産品を育んでいます。
るもいエリアの南部に位置する増毛町果樹協会は「日本最北の果樹産地」と言われています。果樹生産者が数多くいる産地の中では、最も北に位置することから名乗っておりま す。 海が近く、山に囲まれた、るもいエリアは、昼夜の寒暖差が大きい地域です。気候の条件は決して良い条件ではありませんが、昼夜の寒暖差により甘くて味の濃い果樹が収穫できます。
増毛町の果樹栽培の始まりは古く今から141年前の、明治16年に藤原筆吉氏がニシンの千石場所で栄えた小林吉三郎氏の庭に植えられていたリンゴの木に関心を持ち、暑寒沢にりんごの苗を植え付けたことから増毛町の果樹の歴史が始まりました。本格的な生産は明治30年代と言われております。

藤原筆吉氏と明治期の増毛駅
1917年(大正6年)に増毛町果樹組合、1954年(昭和29年)に増毛町果樹園芸振興会が設立され、後の増毛町果樹協会となりました。
1998年(平成10年)にコンフューザー(性フェロモン剤)の設置を基本技術とした減農薬栽培の試験が始められ、2001年(平成 13 年)に北海道によるYesクリーンの認証を頂き、安心安全の果樹を栽培しています。
増毛町果樹協会では、さくらんぼ、りんご、洋梨、ぶどうなど多品種の果樹を栽培してい ます。例年6月頃から始まるさくらんぼ狩りは毎年多くの方が来場され、佐藤錦を始め、 紅秀峰、南陽、サミットなどいろいろな品種のさくらんぼを楽しむことができます。
2019 年(令和元年)から増毛町の洋なしを使用したアイスバーが道内のコンビニエンスストアを中心に発売され、好評を得ております。
JAるもいのEC サイト〖JA るもい美味しいストアー〗では、時期がきたら増毛町産さくらんぼを販売しております。その日に採れた新鮮なさくらんぼを産地直送しています。また人気のりんごジュースと洋梨ジュースは期間限定・数量限定で販売しておりますので、ご賞味ください。