紅葉祭り

北海道の中央に位置する岩見沢市は、都市機能はもちろん、肥沃な大地と豊かな自然に恵まれた調和のとれた街で、四季に合わせさまざまな表情を楽しめます。石狩平野の西端に位置し、東には雄大な夕張山地を望む、変化に富んだ地形が特徴です。盆地特有の気候は、夏は暑く、冬は寒さが厳しいですが、この寒暖差こそが、岩見沢の果樹が美味しく育つ秘密です。昼夜の寒暖差が大きいことで、果実に糖分が蓄積され、甘くて濃厚な味わいが生まれます。

岩見沢における果樹栽培の歴史は古く、明治時代にさかのぼります。りんごの栽培から始まり、その後、ぶどう、なし、さくらんぼなど、様々な果物が栽培されるようになりました。

先人たちのたゆまぬ努力と、豊かな自然環境によって育まれた岩見沢の果樹は、今では全国にその名を知られています。岩見沢の果樹の魅力は、なんといってもその 「美味しさ」です。

蜜がたっぷり入った「ふじ」や、甘酸っぱい「つがる」など、様々な品種が栽培されているりんご。
大粒でジューシーな「ナイアガラ」や、上品な甘さの「キャンベル」などのぶどう。豊水や幸水など、みずみずしくて甘い品種がそろうなし。そして、さくらんぼは粒が大きく、甘酸っぱい味わいの佐藤錦や紅秀峰など、豊かで多彩なくだものが楽しめます。

紅葉とくだものと、秋を満喫

秋になると、岩見沢の果樹園は、一面の紅葉に包まれます。赤や黄色に色づいた木々の中を散策しながら、旬の果物を味わえる 「紅葉祭り」は、岩見沢の秋の風物詩となっています。

毛陽・万美地区は、岩見沢の中でも特にりんごの栽培が盛んな地域。紅葉祭りでは、りんごはもちろん、なしやぶどうなど、旬の果物をその場で収穫して味わえます。もぎたての果物の美味しさは格別。
会場には、地元の農産物や特産品を使った屋台がずらりと並びます。焼きりんごやアップルパイなどのりんごスイーツ、りんごジュース、地元産の野菜を使った食べ物がたくさん。

紅葉祭りでは、ステージイベントも開催されます。地元の太鼓演奏や、歌謡ショー、お笑いライブなど、内容は盛りだくさん!子供から大人まで楽しめます。このお祭りは、地域住民が一体となって作り上げる、手作り感あふれるお祭りです。訪れる人々を温かく迎えてくれます。

岩見沢市には、美しい紅葉スポットがたくさんあります。玉泉館跡地公園では赤や黄色に色づいた木々が、来園した皆さんを楽しませています。自然豊かな観光スポットもぜひ訪れてみてください。

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