旧幕府軍との開墾条約 戊辰戦争の終局に、榎本武揚を中心とする旧幕府軍は蝦夷地へ向けて出帆。榎本らは七飯の北隣となる森町へ上陸。蝦夷地上陸の趣旨を五稜郭へ伝達するため先方隊を送るのですが、七飯町峠下で新政府軍と衝突し、箱館戦争が勃発します。ガルトネルは、この時局に五稜郭を占拠した榎本らと「七重村開墾条約」を結び、西洋農法を日本人へ教授することと引き換えに、七重村とその近郊の土地300万坪を99か年借りることに成功し、ようやく農場を開設します。 Focus